先日ちょろっと書いた「LPIC受験」に際して、これの本来の勉強の仕方てば「手を動かす」なんですよね
https://gplains.wordpress.com/2018/03/18/0317-lpic/
ということで、今回はいろいろなアプライアンス(ぽいもの)のデプロイについて考えます。
あるといいもの
- ESXiホスト
まあ端末と別個にあれば、家じゅうどこでも検証できますので。 - vCenter Converter用ゲスト
ESXiホスト内に、vCenter Converterのインストールされたゲストが入っていると便利です。
というか、”仮想化基盤”やってる会社さんだったらP2Vだとかでだいたい持ってるんじゃないですかね?
https://gplains.wordpress.com/2018/01/29/p2vcomvert/ - WindowsパソコンかMacOSパソコン
VirtualBoxが動くやつと、VMware Fusion/Workstation のどっちか。
翔泳社さん”LPIC 検証用イメージ”の場合
翔泳社さんのイメージ、2014年秋ごろ?に構築されたものなのか、CentOSのバージョンが1407でした。…(汗
それはともかく、LPIC検証用イメージのデプロイやってみよー!
- WindowsにVirtualBoxをインストール
なにせZIPアーカイブを展開したら vboxとvdi が出てきちゃいましたので。がんばってVirtualBoxをインストールします。
intが高い人は、ESXi上のゲスト(例えばUbuntu)にVirtualBoxをインストールして、ここから起動しちゃうと思います。 - VirtualBox でvbox/vdiを認識 → OVAエクスポート
VirtualBoxでvboxを認識させると、まぁ一回ゲストが起動しちゃうのかもしれませんが、とりかえずシャットダウンして、
OVA形式にエクスポートします。 - VMware Fusion でOVAインポート → OVFエクスポート
うちの環境では Fusionが入ってるMacBook Air に適当な方法で転送して、それをOVAインポートしました。
“サポートされていないハードウェア ファミリ「virtualbox-2.2」です。”
(‘A’)<は?????
ESXiでは上記エラーでこけるのですが、VMware Fusion の場合懲りずに「再試行」するとなんとか読み取れます。
OVAのインポートが完了したら、すぐさまOVFエクスポートします。 - ESXi HTML Client 経由で OVFをインポート
VMware Fusion 8.5の場合、 OVF+VMDK の組が出力されるので、これをESXi HTML Client の「インポート」機能でインポートします。
Ubuntu14 →素直にUbuntu として認識
CentOS7 →不明なOS 32bit として認識(OS自体は64bitなんですが…)
→CentOS7 については、いったんシャットダウンした後で OSモデルを CentOS 4/5/6/7 (64bit)に変更します。 - アップデート
可能であれば、HTML Client 上でいったんスナップショットを取ってから、アップデートを行います。
yum update ; yum upgrade
apt-get update ; apt-get dist-upgrade -y
…で放置(まて - OpenVM TOOLSの導入(Ubuntu)
apt-get install open-vm-tools open-vm-toools-desktop
なぜかCentOS7イメージは最初から適用されてるぽい。謎。