日: 2018年3月19日

VMware ESXiにおけるアプライアンス(ぽいもの)のデプロイ

先日ちょろっと書いた「LPIC受験」に際して、これの本来の勉強の仕方てば「手を動かす」なんですよね
https://gplains.wordpress.com/2018/03/18/0317-lpic/

ということで、今回はいろいろなアプライアンス(ぽいもの)のデプロイについて考えます。

あるといいもの

  • ESXiホスト
    まあ端末と別個にあれば、家じゅうどこでも検証できますので。
  • vCenter Converter用ゲスト
    ESXiホスト内に、vCenter Converterのインストールされたゲストが入っていると便利です。
    というか、”仮想化基盤”やってる会社さんだったらP2Vだとかでだいたい持ってるんじゃないですかね?
    https://gplains.wordpress.com/2018/01/29/p2vcomvert/
  • WindowsパソコンかMacOSパソコン
    VirtualBoxが動くやつと、VMware Fusion/Workstation のどっちか。

翔泳社さん”LPIC 検証用イメージ”の場合

翔泳社さんのイメージ、2014年秋ごろ?に構築されたものなのか、CentOSのバージョンが1407でした。…(汗
それはともかく、LPIC検証用イメージのデプロイやってみよー!

  • WindowsにVirtualBoxをインストール
    なにせZIPアーカイブを展開したら vboxとvdi が出てきちゃいましたので。がんばってVirtualBoxをインストールします。
    intが高い人は、ESXi上のゲスト(例えばUbuntu)にVirtualBoxをインストールして、ここから起動しちゃうと思います。
  • VirtualBox でvbox/vdiを認識 → OVAエクスポート
    VirtualBoxでvboxを認識させると、まぁ一回ゲストが起動しちゃうのかもしれませんが、とりかえずシャットダウンして、
    OVA形式にエクスポートします。
  • VMware Fusion でOVAインポート → OVFエクスポート
    うちの環境では Fusionが入ってるMacBook Air に適当な方法で転送して、それをOVAインポートしました。
    “サポートされていないハードウェア ファミリ「virtualbox-2.2」です。”
    (‘A’)<は?????
    ESXiでは上記エラーでこけるのですが、VMware Fusion の場合懲りずに「再試行」するとなんとか読み取れます。
    OVAのインポートが完了したら、すぐさまOVFエクスポートします。
  • ESXi HTML Client 経由で OVFをインポート
    VMware Fusion 8.5の場合、 OVF+VMDK の組が出力されるので、これをESXi HTML Client の「インポート」機能でインポートします。
    Ubuntu14 →素直にUbuntu として認識
    CentOS7 →不明なOS 32bit として認識(OS自体は64bitなんですが…)
    →CentOS7 については、いったんシャットダウンした後で OSモデルを CentOS 4/5/6/7 (64bit)に変更します。
  • アップデート
    可能であれば、HTML Client 上でいったんスナップショットを取ってから、アップデートを行います。
    yum update ; yum upgrade
    apt-get update ; apt-get dist-upgrade -y

    …で放置(まて
  • OpenVM TOOLSの導入(Ubuntu)
    apt-get install open-vm-tools open-vm-toools-desktop
    なぜかCentOS7イメージは最初から適用されてるぽい。謎。